MS-09F/TROP ドム・トローペン

<使用キット:BANDAI 1/144 ドム・トローペン(HGUC) \1,500>



正面 背面



<組みやすい!>

 ドム・トローペンです。
 HGUC(ハイグレード ユニバーサルセンチュリー)シリーズとして、2000年11月に発売されました。

 プロポーションは、おおむね良好。 脚に較べて上半身が小ぶりな印象がありますが、模型としてはうまくまとまってると思います。
 このキットの最大のウリは、何と言っても組みやすさ!! 殆どストレスを感じることなく組み上げることができます。 パーツ分割も絶妙で、塗装もマスキング作業が殆ど不要です。 それでいて可動範囲も広く、様々なポーズを取らせることができます。 ホント、最近のキットはすごいですね。
 武器は、お約束のラケーテン・バズと予備マガジンx3(!)、それとヒート剣。 予備マガジンは腰アーマーに装着できます。 そして何と、同スケールの「ゲルググ・マリーネ」付属のマシンガンをリアアーマーに取り付けることができます。 これはポイント高いです。 人差し指だけ動く手首もラブリー(笑)

 欠点はと言うと、実はその手首。 腕の小ささと比較して異様に大きく見えてしまいます。 接続部分の貧弱さも、その大きさに拍車をかけてますね。 それとやっぱりモノアイ。 このキットは特に「貼ったまま」の印象が強すぎるので、ココは何とかして欲しかったトコロです。

 しかし、ホント作りやすいですコレ。 HGUCで0083シリーズのMSも充実してきたので、是非コレクションの一つに加えてみてください。




<お手軽改造で>

 全体的な完成度はとても高いので、気になる「手首」「頭部」「肩」を中心に手を加えます。 「少ない手間で、いい印象」がテーマです(^ ^)

【頭部】
 モノアイの十字部分を削り取り、内部パーツに「Bジョイント(小)」を埋め込んでモノアイを可動させました。
【腕部】
 肩アーマー外側上部をプラ板でフタをして、「Uバーニア・ミニ」でデコレートします。
 ヒジ関節は前腕内部のダボ穴を切り欠いて、後ハメ加工
 手首の付け根には「ばーにんぐ・ばにいちゃん」に穴を開けたモノで手首カバーを作ります。 合わせて前腕側も大きくくり貫きます。
 手首の大きさを緩和させるため、手の甲・指の付け根側のヘリを斜めに削ります。 コレだけでもちょっとは小さく見えるハズ。
【胴体】
 エリの前側をくり貫き、一段下げます。 こうすることで、首が埋め込まれるカンジになってGoodです。
【腰部】
 フロントアーマーのマガジン取り付け穴を塞いだだけです。
【武器】
 マシンガンを、同スケールの「ゲルググ・マリーネ」から調達。 ・・・って、これは改造じゃないか(笑)
 バズーカの予備マガジンは、3つとも裏をプラ板でフタをします。
 ・・・思ったより改造してるなぁ(笑)



<メタリック「風」に>

 今回も、塗装にちょっと趣向を凝らしました。 テーマはズバリ、

メタリック「風」カラー

です。 何故ドムにメタリックカラーかって? それは、「ドムを作りたい」「メタリック風に仕上げたい」が重なっただけで大したイミはありません(笑)

胴体 & 足首
下層:ブルー50%ミッドナイトブルー30%
    +黒15%黒鉄色5%
上層:ブルー50%パープル20%黒鉄色20%赤10%
手足
下層:パープル60%ブルー15%黒20%黒鉄色5%
上層:白60%パープル20%銀20%
下層:ワインレッド70%黒鉄色30%
上層:赤50%ワインレッド45%銀5%
関節
焼鉄色80%黒20%
武器
下層:ジャーマングレー(いわゆる「ベースグレー」)。
上層:パールホワイト少々。

 上のカラーレシピを見ても分かる通り、すべての部分にメタリックカラーを使っています。 調色の割合はかなーり微妙。 個人的には、肩の赤いメタリック表現が気に入ってます(^ ^)
 それとレシピには書いていませんが、「スーパークリアー(半光沢)」をかなりの割合で混ぜています。 色合いを変えずに透明感が出せるので、このテの表現ではオススメの方法です。
 それと、今回「パールカラー」を初めて使いました。 まだまだ使い慣れていませんが、今までと全く違う仕上がりになるのは驚きの一言。 思わずメタリックキュベレイを作りたくなる衝動に駆られます(笑) これはちょっとクセになりそうですね。

 そうそう、今回の塗装にはもう一つ、裏テーマ(笑)がありました。 それは、「MAX塗りをしない」コト! 「MAX塗り」は重量感を出すには効果的な方法なのですが、全身に「ベースグレー」を塗らなきゃいけないという時間的にも精神的にも負担のかかる作業があります。 それをやらずにどこまで重量感を表現できるかに挑戦してみました。
 結果はご覧の通り。 下層の色を普段より濃い目にすることで、ほぼ同等の効果が得られることが分かりました。 しかも色が付いてるので、「ベースグレー」を塗るより精神的にとてもラク(笑) 実はコレ、今回の一番の収穫だったりします。
 最後に半光沢のクリアーで仕上げますが、普段の缶スプレーを使わずにエアブラシで吹いてみました。 前回缶スプレーで仕上げた時、粒子の粗さがちょっと気になったのがその理由。

 ・・・とまぁ、今回は新しい表現方法づくしでしたが、予想以上の効果が出たので作った本人もビックリです。 みなさんも、ゼヒ自分の作品に応用してみてください!!



アタマ

アタマの改造。
とても簡単なのでオススメです!
 
胸部アップ

胸部のアップ。
メタリック&半光沢の照り返しがとてもキレイです。
 
武器

武器一覧。
パールカラーが独特の効果を出しています。
 
マシンガン

マシンガンを構えるの図。
横目で見据える姿もサマになります。
 
スケーティング!

第一話で有名な「スケーティングポーズ」。
身体に似合わず、身軽なヤツです(^ ^)
 


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