RGM-79N ジムカスタム

<使用キット:BANDAI 1/100 ジムカスタム(MG) \3,000>



正面 背面



<とくちょう?>

 ジムカスタムです。
 MG(マスターグレード)シリーズとして、1999年12月に発売されました。

 キットの印象としては、・・・特長のないのが特徴?(爆)
 まぁ、これは近年のいいキットばかり見てきたために、目が肥えてしまってるからでしょうね。

 「アレックス(RX-78NT-1)の技術ノウハウをジムに生かした」という設定通り(!?)、キットもその大半はアレックスの金型を流用。 アレックスとジムカスタムの技術的なつながりを感じさせてくれます。 アレックスの完成度が高かった事もあり、このキットもいい感じ。 プロポーションは無難にまとまっていると思います。 <やっぱり特長なし(爆)
 パーツ分割も絶妙で、特に脚部の外装は接着面の処理がまったく必要ないのは見事。 腕部は接着面の処理が面倒ですが(T T) でも、全体的にストレスなく組めるのはさすがバンダイですね。
 武器も豊富で、通常のビームライフル・ビームサーベル・シールドの他に、地上戦でGP01が使っていた90mmマシンガンも付属。 アレックスの流用なので、サーベルが2本付いているのは当然?(笑)

 不満点といえば、流用の弊害で生じた「全くデザインの違う足首」。 気にしないと言えばそれまでなのですが、やはり元デザインの「カトキ足」にして欲しかったトコロです。 また、足首関節のスカスカ感も気になる部分です。 せっかく内部フレームがあるなら、こういう細かい箇所にもこだわって欲しいですね。
 あと、個人的に気になったのは、全体的にエッジが丸い? なんか「柔らかい」印象があるんですよね。 なんでだろ??

 MGで初のキット化を果たしたジムカスタム。 特長がないですが(笑)、HGUC(ハイグレード ユニバーサルセンチュリー)でもキット化して欲しいアイテムです。




<改修は最低限度>

 今回は、一応「コンテスト」を念頭に置いて作りました。 やっぱり多くの人に見てもらいたいですからね(^ ^)
 でも、ただ作るだけでは他の人と同じになってしまいます。 それではつまらん(笑)

 他の人と差別化をするには、「カタチを変える」「色を変える」がもっとも効果的だと思います。 そこで今回は、「色を変える」事をメインとし、本体の改修は最低限度にとどめました。
 その改修も、やるとやらないではキットの印象が変わるのでゼヒお試しアレ。

【頭部】
側頭部のダクトに、デザインナイフでスリットのモールドを彫ります。 また、アンテナの頂点(だけ)を鋭く。 いずれも精密感のアップのためです。
カメラ部分は塗装の便を考えて後ハメ加工。 方法は下の写真を参考にして下さい。
【胴体】
わき腹を後ハメ加工した以外は手を加えていません。
【腕部】
胴体と肩のスキマが目立つので、接続パーツを1mm短くします。 接着時には真ちゅう線で強度を確保するのを忘れないように。
手首はちょっと貧弱な印象だったので、より力強い「ジム改」のそれと交換しました。
【脚部】
太ももとすねの外装は、合わせ目を強調するために、接合面を「段落ち」させました。 …ちと太くなりすぎましたが(笑)
足首関節の前面には、2mmプラ棒でダミーシリンダーを付けてメカ感をアップ
【バックパック】
側面のパーツの合わせ目が気になるので、すべて接着しツライチにしました。
また、裏面の下部は前から見える部分なので、プラ板でふさいでやります。 これらによって外装パーツは外れなくなるのですが、塗装の手間が省けたと言う事で(爆)

 後は、冒頭の「丸い印象」をなくすために、すべてのエッジの「C面」を立たせ、メカらしい角ばったイメージにします。 当然、全体の「ヒケ」の処理も忘れずに。 これらの作業が大変!!




<スピード感を目指して>

 前述の通り、今回は「色を変える」事で全体のイメージを変えることにしました。
目指したイメージは、ずばり「スピード感」。 宇宙(そら)を颯爽と駆けるイメージを表現してみました。
 メインカラーは「紫がかったコバルトブルー」。 これと、ジムカスタムの基本色や赤・黄色とのバランスをどう取るかが今回の課題です。
 手順としては、以下のような感じで決めていきました。

  • まずは「基本色の下地」を塗装。
  • 上記の「基本色の下地」に合う、メインカラー下地の「紫」を調色し、塗装。
  • 上記の「紫」に合う、「本体基本色」を調色し、塗装。
  • 上記の「本体基本色」に合う、メインカラーの「コバルトブルー」を調色し、塗装。
  • 上記の「コバルトブルー」に合う、黄色を調色し、塗装。

 最終的には、以下のレシピになりました。

胴体
下層:パープル50%ネービーブルー45%
   +インディブルー5%
上層:コバルトブルー90%パープル7%
   +ミディアムブルー3%ミッドナイトブルー極少々
手足
下層:ミディアムブルー95%ネービーブルー5%
上層:エアクラフトグレー50%キャラクターホワイト50%
   +ミディアムブルー極少々
胸部ダクト
下層:レッドブラウン60%ダークイエロー40%
上層:キャラクターホワイト90%ダークイエロー5%
   +エアクラフトグレー5%
コクピットハッチ
下層:マルーン90%ミッドナイトブルー10%
上層:レッド60%マルーン40%
関節
下層:ベースグレー(ジャーマングレー+黒)100%
上層:黒鉄色100%シルバー極少々
バックパック&武器
下層:ベースグレー(ジャーマングレー+黒)100%
上層:ネービーブルー85%ニュートラルグレー15%

 配色に関しては、ノーマルジムの赤い部分を青にしたイメージで。 これにはちょっと理由があるのですが、それについてはまた今度(^ ^)
 完成してみれば、設定の単色よりもかなり味のある作品になったと思いますが、いかがでしょうか?



【最低限度の改修】
側部メガ粒子砲
頭部の後ハメ加工。
頭部内側のダボを凹に切り欠き、ひさしの裏側を
頭頂部のカメラのところまで凹型に削り込みます。
写真から読み取れますか?
頭部アップ

完成した頭部のアップ。
オレンジのカメラが青いひさしに映えてます。
側頭部のダクトのスリットもよく分かります。
シリンダー加工

足首のシリンダー加工。
足首側に穴を開け、シリンダーの軸を逃がしてます。
見えないメカ部を塗ってないのはナイショです(笑)
バックパック

バックパックのアップ。
側面部がキレイに(!?)ツライチになってるのが分かります。
バーニアの微妙なグラデーションが分かりますか?
【イメージカラーの追求】
イメージカラーの追求1

「基本色の下地」と「メインカラーの下地」を
塗った状態です。
これである程度の方向性をつかみます。
イメージカラーの追求2

「本体基本色」を塗装。
紫と色が干渉しないように調色したつもり。
 
イメージカラーの追求3

メインカラーの「コバルトブルー」を塗装。
紫の明度を上げながら、基本色との色合いを
壊さないように注意しました。
胸部グラデーション

胸部のアップ。
紫→コバルトブルーの微妙なグラデーションが
分かりますか?
90mmマシンガン

90mmマシンガンを構えるの図。
こっちの武器もよく似合う?
 


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