「ガンダムで語る」!!

<「GUNDAM OFFICIALS」刊行記念トークイベント in 飯田橋 2001/04/07>



<「GUNDAM OFFICIALS」とは?>

 ガンダム誕生から20余年、その間に膨大な資料が世に出ました。 当然その中には、

  • 絶版になってから月日が経ち、入手不可能になっている
  • 「どこに何が書かれている」かが分からず、欲しい情報を探すだけでも大変
  • 資料同士で整合性がなく、どれを信じたらいいのか分からない
 という事が多々あり、とてもじゃないですが全部を把握することができませんでした。
 『ガンダム世界の設定が一冊で理解できる本』があれば・・・』という声が上がるのも、自然の成り行きと言えましょう。

 この、一見無謀とも言える(というより無謀そのものだったようですが(笑))作業に、小説家の皆川ゆか氏が果敢に挑みました。 して、その情報量は、

  • 索引項目:6,600項目
  • 掲載画像:2,500枚
  • 総ページ数:896ページ
  • 本文情報量:1,600,000文字
 というすごいボリューム! しかし、これでもU.C.0079〜0083までしか載っていない! 「Zガンダム」すら含まれていないというから驚きです(@ @)
 この究極の百科事典、2001年03月21日から定価15,000円(!)で発売されています。



<当たった!!>

 この百科事典「GUNDAM OFFICIALS」の発売を記念したイベントを行うと知ったのは、2ヶ月前の2001年2月ごろ。 模型誌とインターネットで応募していたのですが、迷わず後者を選択(笑) だってぇ〜、ハガキ書くのメンドくさいんだもん(T T)
 ところが、この何気なく書いた応募が見事にヒット!! いやぁ、出してみるもんだ(^ ^)
 でも、当選ハガキが来たのは何と5日前!! それってかなりギリギリぢゃない?(笑)

 ちなみにこのハガキの注意事項、一番上に書かれていたのは驚くことなかれ、

「コスプレ禁止」(爆)



<始まりの予感>

 そして当日の4月7日。 そういえば、22年前のこの日、「機動戦士ガンダム」が初めて放送されたんですよね。 あえてこの日を選ぶとは、コダワリを感じます。
 場所は、JR飯田橋駅すぐの「神楽坂TWINSTAR」。 ナゼにディスコスペース?(笑)
 当選ハガキには番号が書かれていなかったので「早い者勝ちだな」と思い、12:00開場の一時間前に到着。 まったく、埼模連オフの集合の時もこうありたいものですハイ(苦笑)
 ところが! すでに100人以上の長蛇の列!! をいをい、みんな来るの早すぎだってば。

 入り口がすぐ階段になっているのですが、2階に上がってビックリ!! 何と、

目の前に川口名人が!!

 「プラモ狂四郎」読んでた頃から憧れだった、あの「ストリームベース」の一人ですよ!!
 (殆どの人、ついて来れてない? スミマセン・・・)
 他の人があまりにも無視して行くので確信が持てませんでしたが、あれは確かに川口名人。 鳴呼、声かけておけばよかったなぁ・・・。 <かなーりミーハー(爆)

 中は2階と3階の吹き抜け構造。 その3階には特設の販売ブースが設置されてました。 トーゼン、「GUNDAM OFFICIALS」も絶賛販売中(後日郵送だけど)。
 「せっかく当選してココまで来てるのに、買わないのはアレだよなぁ」とさんざん悩んだ末、

お買い上げ(爆)

 そうそう、2階の奥のほうに、近日発売予定の「HGUCジム」「HGUCガンダム」、そして「MGステイメン」が展示されていました。 そのステイメン、今月号のホビージャパン誌のよりもいい印象を受けました。 特に脚のボリュームはかなり改善されたのでは? その分、上半身が負けてる気がしましたけど・・・。

 とりあえず、いい場所だけは確保しておこうとそそくさとメインステージの方へ。




<大御所登場!>

 そして、いよいよ13:00。
 おもむろに、あの「ホワイトベースの戦闘スタンバイ」のBGMが!! う〜ん、やっぱりこの音だよねぇ〜。 富野監督も来ているというのに、度胸ありますスタッフ(爆)
 進行役の簡単なアイサツの後、「GUNDAM OFFICIALS」の著者である皆川ゆか氏の登場。 れれれ?

皆川ゆかって、女だったの??

 スミマセン、ホントーに知らなかったんですワタクシ。 でも、緻密で膨大な資料であるこの「GUNDAM OFFICIALS」をまとめたのが女性だったとは・・・まったくもって脱帽です。
 皆川ゆか氏はこの3年間、殆どこの仕事しかやっていなかったそうで、なんと年間200万もの借金をしてたとか。 まぁ、本は出版して売れないと収入ないですからねぇ。 その割には、当日のド派手なファッションを司会に突っ込まれてましたが(笑)

 そして、ついに大御所、富野由悠季氏の登場です。 しょっぱなにイキナリ、

僕はガンダムが嫌い!

と言い放ったのにはビックリしましたが。 その後、出るわ出るわのホンネの嵐!! 内容がヤバすぎて、とてもココに書くことはできません(x_x)(笑) まぁ要するに、

「アニメだから、子供向けだから、と手を抜いてはいけない」
ということ。 逆に、これらを見事にクリアした「GUNDAM OFFICIALS」をとても絶賛してたし、この本の発行をとても喜んでいるようでした。

 次は、現在のガンダムを引っ張っている偉大な3人の登場。 その面々とは・・・

  • 井上幸一氏:サンライズ・企画開発室。 ガンダムの設定関連を司る、まさに「法の番人」。
  • 川口克巳氏:バンダイ・ホビー事業部。 MG(マスターグレード)シリーズ功労者の一人。
  • 稲垣浩文氏:バンダイ・コンシューマ事業部。 近年の様々なガンダムゲームをプロデュース。
 これらお三方に、アンケートのQ&Aを中心にトークが進んでいきました。 その中で「宇宙のゴミ問題」に触れた時、稲垣浩文氏がつぶやいたヒトコト、

宇宙にあるから
いいんじゃないですか?

 ・・・さすが、ゲーム作る人は言うことが違う(笑)
 そうそう、川口名人への質問の時に、これからのMGの展開がポロリ!! おおぅ、そんなものがラインナップに!? うぅ、言いたいけど言えない!!(涙)




<ライブトークバトル!!>

 そして後半。
 あらかじめ選出された参加者に、一つのテーマを元に語り合ってもらおうという企画です。 ジャッジは「月刊マガジンZ」で『濃爆おたく先生』を執筆している徳光康之氏

・・・・・・誰それ?(核爆)

 テーマは2つ。

【モビルスーツは、本当にできるのか!?】
・タンクならできるんじゃないの?
・二足歩行の方がカッコイイ!
・二足歩行がすごいことを見せ付ければ、誰か作るでしょ
 → 結論:強い思いがあれば、
      必ず二足歩行は実現する!!

【シャアとアムロ、どちらがニュータイプとしてすごいか!?】
・初めての操縦でガンダムが動かせたから、アムロの方がすごい
・パイロットだけでなく先を見越していろいろやっているから、シャアの方がすごい
・乗り慣れない新型機で、ガンダムと互角の戦いができたから、シャアの方がすごい
 ← でも、結局ガンダムには勝てなかったのでは!?(笑)
・ジュドー最高!(爆)
 → 結論:ニュータイプ能力は、
      (背後に浮かぶ)女の数で決まる!!(爆死)

 この他に、ある参加者から「悩みごと」の相談がありました。 曰く、「ジオン公国章の刺青を入れたいが、旧デザインと新デザインのどちらがいいか?」 ・・・・・・切実な悩みですな(笑)
 ところが、ここでハプニングが!! 何と、

刺青完了の方がいらっしゃった(笑)

 その人は、右肩に赤い旧公国章を彫り込んでいました。 いやはや、本当にやる人がいるとは。




<戦い終えて>

 そんなこんなで2時間もあっという間に過ぎ、エンディングへ。
 冒頭で、言いたい事の殆どを富野由悠季氏に言われてしまったという皆川ゆか氏でしたが、最後にこんな一言をおっしゃっていました。

 「どこにでもいるような普通の子が、年上の部屋でこの本を見つける。 『ガンダムの本だよ』といって手渡されたこの本を開いた時に、普通の百科事典と同じような荘厳さと、歴史の重みのようなものを感じ取ってくれたらと思います」

 最後に、司会の「Z以降も出したいですね」という無責任な発言に一堂大歓声。 大盛況のうちに終了しました。




 簡単な、そして単純な思いつきから始まったこの「GUNDAM OFFICIALS」、それから3年、実にいろんな人の思いや情熱がこの本にこもっているんだな、ということをしみじみ感じました。 我が家に届くのは5月上旬。 それまでに、熱い思いと15,000円をしっかりとためておこうと思います(笑)

 最後に。
 あの異様な熱気の中、正味3時間立ちっぱなしの姿勢だったことに気付いたのは帰りの電車の中でした。 イスに座った瞬間、それが一気に噴出してきました。

腰、イテぇ〜〜〜!!!(x x)

 ちゃんちゃん♪




戻る