地球光&月光蝶!!

<∀ガンダム劇場版 in 池袋シネマサンシャイン 2002/02/16〜02/17>



<∀(ターンエー)>

 「∀ガンダム」。 ご存知、1999年にフジテレビ系列で放映された、ガンダムの最新作です。
 物語は、大規模な戦争から二千年以上も経った世界が舞台。 過去の遺産を「黒歴史」として封印し、産業革命さながらの生活をしている「地球人」と、進んだ技術を持って地球を離れて暮らし、そして地球に帰りたいと願う「月の民」。 その2つの種族の文明の交流と心の葛藤を二人のヒロインと一人の少年の目を通して描き出しています。
 総監督は、ガンダムの産みの親・富野由悠季氏。 この氏のイメージを、安田朗氏のキャラシド・ミード氏のメカデザイン、更に菅野よう子氏の音楽とが見事な調和で表現しています。 中でも主役機「∀ガンダム」のデザインは、今までのガンダムの概念にとらわれない、奇抜な、それでいてとても新鮮なデザインでした。 何と言っても「ヒゲの機械人形」ですからねぇ(笑)

 もちろん、ワタクシもすっかり∀の世界にハマってしまいました。 ついにはTV放映当時に全話録画し、何回も見直す始末(笑)  これはもう、観るしかないでしょう。 「ヒゲのガンダムなんて…」とお思いの方には、騙されたと思ってゼヒ一度観る事をオススメしますよ。 いやいや、決して騙してるワケではありません(笑)

 その「∀ガンダム」が、この度「劇場版」として、しかも初代ガンダムをほうふつとさせる「前・後編」の2部作として帰ってきました!! しかも、「サイマル・ロードショー」という珍しい形式で、日替わりで前編と後編を上映するとか。 つまり、かつての3部作のように半年待つ必要はないんですよ!!

「こんなに嬉しい事はない・・・」
  ↑ ベタ(爆)



<プレミアセット>

 この劇場版のチケットは、劇場で販売している通常チケットの他に「プレミアセット」という特別なパッケージもあります。 これには何が入っているかというと・・・

【(1)特製ダブルチケット】
 前・後編の両方を鑑賞できる2枚つづりの前売り券
 ・・・まぁ、これがなければ始まりません(笑)
【(2)公式プログラムバインダー】
 安田氏描き下ろしイラストを使った特製バインダー
 ・・・A4版大のバインダー。 前・後編のプログラムを両方バインドできます。
    更に、DVD化された際にもパッケージを収納できるという気の早さ(爆)
【(3)「劇場版ガンダム予告編全集」特製DVD】
 劇場版ガンダム、全9作の予告編を全収録
 ・・・ 何と今回の「∀ガンダム」の予告編まで収録!!

 これだけ入って、特別価格の税込み4,900円ナリ。
 ・・・何でそこまで詳しいかって? なぜならご購入済みだから(笑)


特製バインダー
これがその特製バインダー。
見てのとおり(?)、結構大きいです。
バインダー展開!
開くとこんなカンジ。
真ん中に挟まっているのはプログラム。
キエル嬢のイラスト部分に、DVDが格納可能。反対側も同様。
特製DVD
劇場版ガンダム予告編DVD。
ちょっと嬉しいオマケです。



<I 地球光>

 朝イチの上映を見たくて、土曜日にも関わらず何と7:30起床。 この意気込みは何だ!?
(笑) 劇場には9:00の上映時間の15分前に到着したのですが、着いてみるとそこは200人以上の長蛇の列!!! おぉ、すげー。 予想以上の人気でこっちもビックリでした。 観客の半分以上は自分と同世代の人たちでしたが、親子連れや女性の方も多かったのもオドロキでしたね。 それだけ幅広い世代の人たちに注目されていたのでしょう。
 入場し、さっそくプログラムを購入、2冊で1,200円ナリ。 これで特製バインダーの中身が充実するゼ〜(笑) 今日2冊買っておけば、明日は入場してすぐ席が取れるからね・・・・・・あ、席取ってから買えばよかったんだ<アホ(爆)

 今回の「I 地球光」は、TV版第1話〜第28話のストーリーが中心。 資料によると、全2159カット中の新作カットは360カット。 でも実際は、それ以上に手が加わっている印象を受けましたね。 特に後半の盛り上がりは「全部新作?」ってくらい印象深かったです。
 あまり書くとネタバレになってしまうので控えますが、自分の中での見どころといえば・・・

  • 冒頭の川遊びのシーン・・・・・・何と主人公たちが全裸じゃない!(爆)
  • 成人式のシーン・・・・・・・・・・・・こちらも主人公たちが全裸じゃない!!(爆死)
  • 戦艦ソレイユの着地シーン・・・・昼間だったはずが、すべて夕焼けに! 印象深いシーンです。
  • ヒロインの入れ替わりシーン・・・TV版でも名シーンですね。
  • 墓参りのシーン・・・・・・・・・・・・・こちらも名シーン。 ちょっとウルウルきました。
  • 戦艦ウィルゲムの離陸シーン・・一番の山場!! 戦闘シーンがカッコイイ!!

 ・・・・・・すみません、ネタバレすれすれッス(爆)

 惜しむらくは、冒頭の十数分。 「詰め込みすぎ?」ってくらい、あまりにも目まぐるしく展開していくので、ちょっと戸惑ってしまいました。 まぁ、TV版と頭の中で比較しようとしたために追いつかなかったというのもありますが・・・。 冒頭はあまり重要じゃないですし、放っとけば落ち着くので大したコトはないでしょう(笑)
 それと、ラストのラスト。 前述の「戦艦ウィルゲムの離陸シーン」で終われば結構まとまりがいいかな?とも思ったのですがそうじゃなかった! あそこで終わったら後編が気になって気になってしょうがない(爆)

 というコトで、後編「II 月光蝶」に続く。




<II 月光蝶>

 前日の反省を踏まえ、今日はさらに10分早く到着。 で、行ってみたら・・・みなさんご入場済み(爆) しかも、昨日から引き続きのお客さんが多かったらしく、売店には殆ど人いないし(笑) まぁ、昨日より人数少ないのでよし。

 「II 月光蝶」は、TV版第36話〜最終話(第50話)のストーリーが中心。 「・・・あれ?」そう、「I 地球光」との間にあるはずの第29話〜第35話をすっ飛ばしてるんです。 イキナリ宇宙から始まるんですからね、見てる方もビックリです。 ただ、前半の最後で戦艦ウィルゲムを発掘してるし、「コレで宇宙に上がったのね」と理解できるからいいんですが。
 資料によると、全1931カット中の新作カットは470カット。 新作の割合としては前編よりも多いですね。 その殆どは「映画としてのまとまり」を意識した描き起こしで、前半〜中盤に集中しています。 特に印象的だったのは以下の3箇所。

  • 冒頭での、敵の大将・ギンガナムの登場シーン
     ・・・後編全体をまとめるための登場です。 「オレが親玉だ!」みたいな(笑)
  • 月面運河に∀ガンダムとカプルが入っていくシーン
     ・・・後編の中でのイチオシシーン。 カプル最高!!(爆)
  • TV版には全くなかった、地球上での「ビッグD作戦」
     ・・・いきなり地球に視点が戻ってビックリ。 作戦内容はヒミツ(笑)

 逆に、ラストあたりは殆どTV版のままでした。 これは、TV版ラスト3話は「映画化することを意識して構成したため」だそうで。 どうりで終盤の印象が変わらんワケだ。
 ラストのラストがどうなるかは言いませんが、挿入歌「月の繭」が流れる中でのソシエ嬢の叫びはとても切なかったです。 <言ってないか!?(爆)

 後編の全体的な印象としては、前編以上に「???」でした。 まぁ、これはストーリーにも関連するんですが・・・。 前半は「地球vs月」という分かりやすい構図だったのに対し、後編はそれぞれの中で勢力(?)が分かれてしまいますからね。 TV版でも追うのがやっとだったのに更に詰め込むモンだから、も〜うかなりいっぱいいっぱい(笑) まぁ、放っておけば最後は落ち着くんで・・・って、落ち着いたのかなぁ?
 非常に個人的な見解ですが、僕は後編「II 月光蝶」よりも前編「I 地球光」の方がよかったと思います。




 この劇場版を振り返って、改めて「∀ガンダム」という物語は

「おとぎばなし」

なんだなぁという思いを強くしました。 例え宇宙に舞台を移しても、話の流れは「土くさい」「地に足をつけた」感じなんですよね。 とても安心感があって好きです、こういうの。 こういう感覚が、今の世の中から忘れられてきているのではないでしょうか? なんだか、そう思います。
 「∀ガンダム」には、そのような「おとぎばなし」的なエピソードがたくさんあります。 惜しむらくは、いいエピソードの大半が劇場版でカットされてしまったコト。 劇場版も勿論いいのですが、やっぱりTV版をじっくり見る方をオススメしたいと思います。 というコトで、またTV版でも見ましょうか(爆)

 最後に、帰りの電車の中でフト。

劇場版DVD、買うのかオレ!?

 ちゃんちゃん♪




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